「導入するなら今!キャッシュレス決済の基礎知識」

「時代はキャッシュレス」そんな言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?しかし、現金を持ち歩かなくて済む、という利用者側のメリットはすぐ頭に浮かんでも、キャッシュレス決済を導入するお店側のメリットは思いつかない、という方は多いはず。
そこで本記事では「キャッシュレス決済の代表例とその特徴」「日本の浸透状況」「導入することのメリット・デメリット」などをご紹介します。キャッシュレス決済の導入を考えている方は、是非チェックしてみてください。

キャッシュレス決済とは?

キャッシュレス決済とは、現金以外の手段で支払いを行うこと。主な手段としては以下の4つが挙げられます。それぞれの特徴と共に見ていきましょう。

  • クレジットカード
    後払い式(ポストペイ)の代表、クレジットカード。発行枚数は2018年3月時点で2億7千万枚を超えており、最もメジャーなキャッシュレス手段とも言えるでしょう。利用者にはポイント還元などのメリットがあるため、クレジットカードで決済できるかどうかが、お店選びの基準になるケースもあるようです。
  • 電子マネー
    交通機関などで利用している人が多い電子マネー。前払い式(プリペイド、チャージ)と後払い式(ポストペイ)の両方があります。タッチ一つのスピード決済で、利用者とお店の双方にメリットがあると言えるでしょう。
  • スマホ決済
    近年、急速に普及しているスマホ決済。QRコードやバーコードを読み込む方法と、スマートフォンに埋め込まれたICチップをかざす方法があります。前者のQRコード・バーコード決済は、導入にかかるお店側のコストを抑えることができるため、今後の更なる普及が期待されています。
  • デビットカード
    直接口座から即時に引き落とされる決済方法です。銀行口座を開設している人なら原則審査不要で発行可能なため、未成年の方もキャッシュレス決済の対象として呼びかけることができます。

キャッシュレス決済の浸透状況

海外ではキャッシュレス決済が一般的と言われているほど浸透している国もあり、「現金を一切持たなくても観光が可能」という国も多くあります。一方、日本のキャッシュレス決済率は約20%と言われています(2018年時点)。日本で普及が進まなかった要因には「偽札が少ないこと」や「ATMがどこにでもあること」など、現金に対するリスクや不便さが低かったためと考えられています。

キャッシュレス決済を導入するメリット・デメリット

これまで普及が進まなかったキャッシュレス決済ですが、導入することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

-メリット

  • 支払い時間の短縮
    利用者は財布から小銭を探す必要がなくなるうえ、お釣りが発生しないので、一人あたりの支払い時間を短縮することができます。いわゆる「レジ待ち時間」が少なくなるため、利用者にもお店にもメリットがあります。
  • 現金決済に伴う付帯業務の削減
    現金を扱うということは、レジ締め(現金の数合わせ)はもちろん、現金の物理的な移動が発生します。これらの作業は人件費に直結するため、キャッシュレス決済によってコストを削減できるかもしれません。
  • 防犯リスクの回避
    万が一、盗難などの犯罪が起きた場合でも、キャッシュレスなら被害を最小限に留めることができます。
  • 訪日外国人の利用拡大
    増え続ける外国人観光客にとって、現金(日本円)よりもキャッシュレス決済の方が利便性良く、お店選びの基準になることは容易に想像がつくでしょう。インバウンド需要を取り込むためにもキャッシュレス決済の導入は必須と言えます。
 

-デメリット

  • 決済手数料が発生する
    キャッシュレス決済を行うと必ずお店側に決済手数料、もしくは加盟手数料がかかります。つまり、複数のキャッシュレス決済方法を導入している店舗では、その方法の数だけ決済手数料が増えるということ。キャッシュレス決済が行われるたびに手数料がかかるので、導入にあたり値上げなどを検討する必要があります。
  • キャッシュフローを考慮する必要がある
    キャッシュレス決済だとその場でお店側には支払われず、クレジットカード会社などから店舗に支払われるのは数日~2ヶ月後となる場合もあります。そのため、売上はあるのに現金が無い、なんて事態が発生することも。現金がないためにローンが支払えなくなり倒産、というケースも多々起きているので、キャッシュフローには充分考慮する必要があります。
  • 災害時など停電で使用できなくなる
    キャッシュレス決済をする際に欠かせないのが、専用の端末。これは電源を必要とするので、災害などの理由で停電した場合、利用することができません。そのため、非常時にも店を運営できるように非常用電源を備えておく、などの事前の準備が必要。予想以上のコストがかかってしまうことがあります。

キャッシュレス決済を導入して、「選ばれるお店」を目指そう!

メリット・デメリットの両方を見てきましたが、今後キャッシュレス決済は徐々に浸透していくことが予想されます。利用者側もキャッシュレス決済に慣れ、手持ちの現金を減らしていくとすれば、お店側が「現金のみ」という訳にはいかなくなるでしょう。この機会に是非、キャッシュレス決済の導入を検討してみてください。

  • QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

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